白い眼をしたオオクワガタ
皆様は、白い眼をしたクワガタやカブトムシを
ご存知でしょうか?
私は、飼育を始めた当初、「ホワイトアイ」などの
タイトルを目にして、「いったい何のこと?」と、
非常に疑問に思った記憶がございます。
※世間一般には、白い眼をした甲虫類などを
ホワイトアイと呼んでおります。
次に、思った疑問が、
「いったい何故?このような眼の色になるのか」
といったことでした。
しばらくの月日をインターネットや書物などで調べていくうちに、
この「白い眼」は、突然変異によるものなのだということが
解りました。更に、この突然変異は、
次世代に遺伝することも解りました。
「なんとも不思議」!!
もし、私に、学力があり、専門に勉強できる
環境になるならば、きっと、この「白い眼」に
非常に大きな興味を抱いていたと思います。
実物を見ると、ほんとに不思議な神秘的、
魅力的な色です。しかし、この「白い眼」には、
賛否両論で、「本来のクワガタではない」とか、
「B品的な扱い」をされているのも事実です。
しかし、
私は、おもいっきり、その「白い眼」の虜?になりました。
初めて、「ホワイトアイ」を耳にする方に、
アルファベットを用いて少々ご説明したいと思います。
例えば、完全に白い眼をしたクワガタ成虫♂がいたとします。
この成虫をWhiteEyeにちなんで、「WW」と表現するとします。
また、同様に、完全に黒い眼をしたクワガタ成虫♀を
BlackEyeにちなんで、「BB」とします。
この両者を掛け合わせると、以下のようになります。
「WW×BB」
そして、「白い眼」は遺伝がほぼ100パーセントなので、
掛け合わせた個体の幼虫は以下のように分かれます。
「WB」「WB」「WB」「WB」
すなわち、全部の幼虫に「W」の遺伝が受け継がれます。
しかし、「WW」ではないので、その幼虫が、成虫に羽化した場合、
ほぼ、100パーセントが黒い眼をした成虫となります。
また、この成虫の兄弟、すなわち、「WB」×「WB」で得られた
幼虫は、以下のように分かれます。
「WW」「WB」「BW」「BB」
つまり、白い眼をした成虫が、得られた幼虫の1/4(25パーセント)
白い眼の遺伝を受け継いでいる、黒い眼をした成虫が
得られた幼虫の2/4(50パーセント)
完全に黒い眼の遺伝しか持っておらず、黒い眼をした成虫が、
得られた幼虫の1/4(25パーセント)
羽化してくる。ということになります。
外見上は、「白い眼」の遺伝が受け継いでいるかどうか?は、
まったく判別できませんので、
「WB」or「BB」の判断は、その親成虫がどういうタイプのものか?で、
判断するしか方法はないでしょう。
突然変異には、代表的な例として、
この「眼」の変化と、♂♀同体が有名です。
なぜ、そのようなことがおきるのか?は、不明ですが。
また、「白い眼」として、ご説明、ご紹介してきましたが、
実際、眼にも複数の色が存在します。
代表的なのは、灰色や赤色などです。
通常、クワガタなどの蛹は、蛹化後、1週間〜10日間くらい経過
すると、眼の部分は、黒い色に変わってきますが、
この、ホワイトアイ郡は、蛹の時にはすでに、
変化が現れ、蛹の眼の部分がボディーと同色な色合いとなります。
黒いボディーに輝く白い眼は、
私にとっては、素晴らしい魅力です。
一度は、そのようなクワガタを飼育する経験も、
是非、個人的にお勧めいたします。
どのような方向からでも、生き物をかわいがる、
大切な気持ちを持つことは、とても重要なことだと思いますので。
▲最上部へ
※誤字脱字などがございましたら、この場をおかりして
お詫び申し上げます。
|