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羽化サイクルについて考える


どのような羽化のサイクルが良いのか?


私なりに考える大型クワガタ成虫の羽化サイクル

※ここでは、温度管理を必要とした飼育の紹介をしております。

幼虫飼育は、クワガタの大きさを決める上で
一番重要なステージです。
劣化した菌糸瓶でいつまでも飼育していると、
小型の成虫になったり、☆になったり、
また、温度の変化に敏感な幼虫は、管理を誤ってしまうと、
成長途中で羽化してしまう場合もあります。
いかに、大きく安全に、幼虫を飼育するには?
私なりに考えたことをご紹介したいと思います。

まず、それらは、産卵のセットの時期から始まります。
温度管理が出来る人も、出来ない人も、同じに考えてください。
幼虫には、体内時計があるように思えます。
季節の変化には、温度管理されている幼虫も、とても敏感に
反応するように思えてしかたありません。

私の場合、
産卵セットは2月上旬に組みます。
これは、温度管理が必要なので、簡易温室とサーモスタットなど
をホームセンターなどで購入することをお勧めいたします。
以後、初令の幼虫を4月上旬くらいを目安に割り出します。
この初令の幼虫を直ぐに、菌糸瓶に投入してください。
ベストは、800ccクラスの容量の菌糸瓶が良いと思います。
オオヒラタケやヒラタケ、1次発菌や2次発菌など、
あまり気にせず、最後まで、同じ菌糸瓶を使用することだけ
注意して選択することをお勧めいたします。
欲を言えば、最初の菌糸瓶は、1次発菌で、柔らか詰めのタイプ
が良いような気がします。

それから約3ヶ月前後で、月でいいますと、
7月くらいでしょうか?1回目の菌糸瓶の交換時期がきます。
ここで、幼虫のグラム数が22グラム以上であるならば、
凄く期待がもてます。1400〜2000クラスの菌糸瓶へ投入して
あげましょう。(添加剤の少ない、劣化の遅い菌糸瓶がベストです)
小型の幼虫でしたら、晩成型と信じ、
諦めずに飼育しましょう。

さらに、3〜4ヵ月後に今度は2回目の交換時期がきます。
月でいうと10月〜11月くらいでしょうか?
ここが最大の確認ポイントとなります。
このときには、幼虫は、MAXな成長段階となっていると思いますので、
ここで30グラムとか、20グラムとか、の数字は、
およそ、その個体の大きさに左右される数字となると思います。
晩成型を除きますが。

大型で、もっと熟成が必要な幼虫は、
これより、もう数ヶ月(約2〜3ヶ月)の期間を必要とします。
月でいうと、1月〜2月くらいでしょうか?
大型の幼虫は3回目の菌糸瓶の交換時期がきます。
ここで重要なことは、2回目の交換時にあったグラム数が
落ちていないことです。ややアップしているか?
維持していることが重要です。

そして、これを一つの分岐点に、
幼虫は、蛹室を、気温が上昇する3月中旬くらいから作り始めます。
もし、蛹室を作らず、まだ熟成?成長しているようならば、
そっと見守るか、あるいは加温して蛹へ変態するスイッチを
人工的に入れてあげるのも一つの方法です。

約1ヶ月くらいの期間で、蛹室を作成し、
前蛹へと変化すると思います。月でいうと4月くらいでしょうか?
前蛹から蛹へと変化し、約1ヶ月前後で羽化します。
月でいうと5月くらいでしょうか?
その後、硬化を待ち、取り出すこととなると思います。

ここで、紹介している飼育のポイントは、
夏の温度が上昇しているときに、いかにスイッチを入れずに、
幼虫を成長させるか?と、
熟成しきったときに、無理なくスムーズに蛹化のスイッチを
入れることです。
そのためには、温度管理している場合でも、
外気の気候に敏感なため、やはり、逆算すると、4月に初令の
幼虫を菌糸瓶へ投入することが、一番ベストのような気がします。

また、幼虫を大きくするには、
上記のような自身の工夫や思考はもちろん、
夏場の菌糸瓶の品質や安定供給などの2次的な要素も大きく左右されます。

1年以内で羽化する個体を1年1化といいますが、
もちろん、1年1化でも77ミリクラスの個体は多く羽化してくると
思います。1年以上2年未満で羽化する個体を2年1化と言いますが、
やはり、80ミリクラスを羽化させるには、少なくとも12ヶ月〜14ヶ月
の期間を必要とすると思えます。

常温管理で飼育している人も多くいることと思います。
そして、常温管理にて80ミリオーバーの個体を羽化させた実績を
持っている方もいると思います。
そのような場合でも、血統による要因以外では、
幼虫を大きくするには、長い時間と工夫が必要であることに
違いは無いと思います。

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ご注意
ここで記載しておりますことは、私の体験・経験を基に
してご紹介しておりますが、完全に真似て、何かのトラブルが
生じても、責任は負いませんので、常識内でのご理解をお願いいたします。




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