産地について
国産のオオクワガタは、日本全国で、
大量とまではいかないものの、多くの地方に
分布しています。
代表的な産地をいくつか列挙してみますと、
北から、
青森県、福島県、山梨県、兵庫県、福岡県
などが有名です。
県内でも、多数の地域に分布していて、
ショップ様に販売成虫や幼虫として陳列する
ときなど、○○県○○町産などといった産地ラベルをよく
見かけます。
この、産地間での変異についてなのですが、
北の地方は細身の個体が多い?とか、
南の地方は、太い個体が多い?など、と、諸説を
説く人もいるようですが、
私には、産地間での変異は、ほとんどわかりません。
例えば、
野外で採集された個体を数十ペア、産地ごとに
並べたとして、ほんとに特徴がわかるのでしょうか?
確かに、生息する地方の気候などにより、
個体に変化が見られるケースもあると思いますが、
そのことが、産地間の変異と確証しても良いことなのでしょうか?
私の場合、情報のほとんどが、
書物による知識なので、採集を専門にしている方の
意見などを聞く機会は、ほとんど無く、
一部、誤った情報なども含めて判断していると考えられますが、
採集された野外のオオクワガタよりの、累代飼育
過程においての個体容姿を拝見する
経験は、私も、人並み以上にあると自負しております。
書物や、それらの経験を基に意見を言わせていただくと、
産地間の変異と考えるよりは、
個体間の変異と考えた方が、正解に近いような気もいたします。
このことは、
例えば、中国ホペイなどにも言えることのような気もします。
福建省産は美形が多い?福建省産は太い個体が多い?
ほんとなのでしょうか?
採集の(飼育の)個体数の絶対値の違いのように思えて仕方ありません。
違う産地でも、沢山の美形個体は存在し、
また、そうでない個体も多く存在すると思います。
そして、それらは産地変異ではなく、個体変異のように
思えるのですが?どうなのでしょうか?
一般に言うところの「血統」という考えです。
産地変異の場合、
同じ親からは、同じような個体の容姿が多く出現しても良いと
思いますが、明らかに、小さい個体や異なった容姿の個体も
多く出現する場合もございます。
また、
明らかに異なった産地間の変異の場合、そのような個体は
亜種として考えられる場合も多くございます。
このようなことも含めて、産地間変異としてでは無く、
個体間の変異として考えた方が良いのでは?と
私は考えますが、皆様はどのように思われますか?
現在の日本のオオクワガタの有名産地では、
放虫問題が多発しております。
真剣に、産地間の変異を研究している方にとっても、
非常に、致命的な問題です。
私のホームページでは、随所に「放虫問題」で
まとめているページが多く存在しますが、
ありとあらゆる面で、放虫問題は深刻に影響を及ぼす
ことと、ご理解し、無くしてもらいたいと考えます。
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