植菌材とは?
通常、クワガタなどの材に産む種の♀は、
椎茸ホダ木を使用して産卵させる方法が一般的です。
これは、
椎茸などにより、木を分解した後の木を
クワガタ昆虫類が好む傾向にあることや、
椎茸業者様の存在により、この種の木を多く仕入れする
ことが可能なため、
このような方法が、用いられております。
また、この木につきましては、
クヌギや、コナラ、榎などが主流で、
近年、非常にお手ごろな価格にてショップ様に陳列して
おります。
自然界での産卵は、
特に、国産オオクワガタについてですが、
カワラタケ菌に分解されたクヌギや榎などの木に
多く、産卵が確認されております。
※カワラタケ属といましても、色んな種類があり、
ここでは、サルノコシカケ科に属する種のことを指しております。
近年、
採集者様や、その業界の方々の経験や努力により、
自然界同様に作られた人工的な産卵木が発明され、
「カワラタケ植菌材」「人口植菌材」などといった名前で、
ショップ様にて販売されております。
その効果は、素晴らしく、
国産オオクワガタはもちろん、産卵の難しい種類の
クワガタ類にも、多く適合しているようです。
私も、通常の産卵木と比較した場合、
その違いを、とても感じました。
また、この人口植菌材は、通常の産卵木のように、
セットする前の加水や乾燥など、ほとんど必要無く、
購入した即日より、クワガタの産卵セットを組むことができ、
非常に効率も優れていると思います。
下記の画像は、

人口植菌材の樹皮が付いた、言わば、そのままの状態です。
私は、産卵木をセットするときは、樹皮をとってセットします。
その樹皮をとった画像が下です。

全体が白く腐朽されているのが確認できるでしょうか?
同じ考え方として、もう一つの方法は、
クワガタ幼虫に使用する菌糸ブロックでの産卵方法などもございます。
植菌材と、考え方は同じで、通常主流な、
オオヒラタケやヒラタケなどに分解された
オガ粉の塊に♀に産卵させる方法です。
最近では、取り扱いが、やや難しいですが、
カワラタケ菌のブロックも販売されており、タランドスや、
オウゴンオニといった産卵の困難な種のクワガタに、
使用している方も多くいます。
植菌材との違いは、
「硬さ」の部分で大きく異なりますね。
「硬さ」を必要とするクワガタ種には、植菌材、
「硬さ」を必要としないクワガタ種には、菌糸ブロックなどと
使い分けてみるのもいいかもしれません。
もちろん、
通常の産卵木でも、その他の方法と何ら変わらなく
産卵に成功する場合も多々ございます。
産卵木に拘らず、
♀の熟成と温度に拘る方も多くいると思います。
通常の産卵木は価格面では非常に優れていて、
きちんとした使用方法で取り扱うことができたら、
勝る物は無いとも思います。
これが正解で、これは不正解といった
常識は、クワガタ昆虫類には、通用しない場合が多くあるので、
そのときの、ご自身の考え、アイディア、などで、
いろいろと工夫して飼育することが最も正解に近い
答え?なのでしょうね。
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※誤字脱字などがございましたら、この場をおかりして
お詫び申し上げます。
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