菌糸瓶(菌糸ビン)について考える
国産オオクワガタをはじめ、
現在、クワガタ幼虫飼育の主流の飼育方法は
菌糸瓶を用いた方法であると思います。
この菌糸瓶飼育とは、オオヒラタケ菌やヒラタケ菌などを
クヌギやブナ、榎などのオガ粉に接種して分解された後の
栄養素をクワガタ幼虫が摂取するという飼育方法ですが、
現在は、さまざまな種類の菌糸瓶があり、
皆、良質な菌糸瓶を私達、飼育者に提供してくれております。
そんな菌糸瓶について、
どの菌糸瓶が良くて、どのような菌糸瓶が悪いのか?
と、考えた場合、皆様はどのように考えるのでしょうか?
添加剤の少ない菌糸瓶が良い?
漠然に、大きくなる菌糸瓶が良い?
私が考える、良い菌糸瓶は、
■年中安定した品質で提供してくれる菌糸瓶
■コストパフォーマンスに優れている菌糸瓶
■使用期間中、最も劣化の遅い菌糸瓶
以上の3点を非常に重要視いたします。
たとえ、劣化が遅く、安値な菌糸瓶でも、
常に「売り切れ」では、エサの交換タイミングが狂い、
結果、成虫に少なからず影響すると思います。
また、
年中安定して供給しても、劣化がひどく早いような
菌糸瓶では、とても取り扱いが難しいです。
そして、
どんなに良い菌糸瓶でも、コストが高かったら、
購入にはなかなか至りません。
オオヒラタケ菌とヒラタケ菌の違いにつきましては、
過去の飼育経験上、あまり大差が無く感じます。
オオヒラタケ菌は、今、最も市場に出ている菌で、
雑菌などに強く、安定した結果を出せると評判です。
また、
ヒラタケは、茸などの発生が少なく、
取り扱いが非常に楽にできる菌です。
デメリットもあります。
オオヒラタケ菌は、温度差が5℃くらいありますと、
茸が発生し、蛹室などに生えた場合は、致命傷になりかねません。
ヒラタケ菌は、分解による水分の発生の量が多く感じ、
菌糸瓶上部の乾燥や、蛹室などの損傷(泥化)を感じます。
どちらも一長一短あると思います。
どちらが良くて、どちらが悪いなどとは、言えません。
私は、現在、割合的には7:3くらいで、ヒラタケ菌の菌糸瓶と
オオヒラタケ菌の菌糸瓶を使用しております。
メーカー発表の添加剤混入量では、
どちらの菌糸瓶も、添加剤の少ないものを使用しております。
これは、劣化の問題をクリアする目的です。
もちろん、どちらの価格も、非常に安値な物で、
年中安定提供に評判なありがたいショップ様より購入しております。
菌糸瓶に限ったことではないですが、
もし、少しでもその商品などについて疑問や不安があったら、
ショップ様などに電話して、納得するまで話をし、
商品の熟知度や言葉の対応などを判断の材料に
することをお勧めいたします。中には、
非常に丁寧で、ご親切に説明してくれるショップ様もございます。
インターネットなどで購入するときは、その商品の
パッキングの状態なども参考にするのも良いと思います。
一箇所に留まらず、より広い眼で見渡すと、
もっと違った良い発見があるかもしれません。
そして、それがクワガタ飼育で結果として現れるかもしれません。
固定観念は、時として、良くも悪くも作用します。
私は、常に、今、自分に一番適した最良のことを探求するように
日々心がけております。
最後に、
私個人的な希望なのですが、
オオクワガタなどのクワガタ飼育は、働いている大人の趣味ばかり
ではございません。
学生や児童なども飼育を趣味にしていると思います。
菌糸瓶のコストがあまりにもかかると、親からのストップ命令の
危険も考えられます。それでは、あまりに子供達が可哀想です。
子供達にも安心してクワガタ飼育ができるように、
より多くの良質な菌糸瓶がより安値で市場に出回ることを
強く望みます。
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【ご注意】
ここで記載しておりますことは、私の体験・経験を基に
してご紹介しておりますが、完全に真似て、何かのトラブルが
生じても、責任は負いませんので、常識内でのご理解をお願いいたします。 |